はじめに

公立学校の入学時期について

アメリカの学校の入学時期は9月。小学校なら入学年度の1月から12月までの間に5歳になる子どもが9月にエレメンタリースクール(Elementary School)のキンダーガーテン(Kindergarten)に入学します。同様に中学なら入学年度の1月から12月までの間に11歳になる子どもが9月にミドルスクール(Middle School)の6年生(日本でいう中学1年生と考えてよい)になります。日本とちがい1月から3月に生まれたいわゆる「早生まれ」の子が前年に生まれた子どもと一緒の学年になることはありません。つまり教室内では1月生まれの子が最も月齢が高く、12月生まれの子は最も月齢が低くなります。

 

一般に日本でいう小学校(Elementary School)はキンダーガーテンと1年生から5年生までの6年間。中学校(Middle School)は6年生から8年生までの3年間。高校(High School)は9年生から12年生までの4年間となります。募集年度は一般にキンダーガーテン、6年生、9年生のタイミングですが、公立学校でも学校によって募集や入学の学年が異なることもあります。

 

公立学校の種類

プリK Pre-Kindergarten 入学時の年齢:4歳

キンダーガーテン(Elementary School)に入学する前の1年間。日本でいう幼稚園に該当するプログラム。

 

小学校 Elementary School 入学時の年齢:5歳

ニューヨーク市には700を超える公立小学校があり、そのうちの140校はキンダーガーテンから8年生までの子どもを受け入れる小中一貫校です。

 

中学校 Middle School 入学時の年齢:11歳

6年生から8年生までの子どもが通う学校は、居住地のディストリクトに応じて定められています。学校によっては中高一貫教育をおこなう学校もあります。

 

居住地に応じて決められているゾーン校とは別に、チョイス・スクール(Choice School)と呼ばれる学校を受験することもできます。チョイス・スクールは、ディストリクト毎に、またそれぞれの学校毎に入学審査の内容が異なります。また、居住するディストリクトにかかわらずニューヨーク市全体から子どもを受け入れるシティワイド・プログラムをもつ学校もあります。

 

高校 High School 入学時の年齢:14歳

ニューヨーク市全体にある約400校の高校の約700のプログラムを受けることができます。8年生の時点で(引っ越して来たばかりの場合は9年生で)ニューヨーク市に居住していることが条件で、願書には希望順に12校の学校をリストアップすることができます。

 

ニューヨーク市には、さらに高い教育を提供するスペシャライズド・ハイスクール(Specialized High School)と呼ばれる学校が●校あります。入学にはSpecialized High School Admission Test (SHSAT)と呼ばれるテスト、あるいは学校によってはオーディションを受ける必要があります。

 

ギフテッド・プログラム Gifted & Talented (G&T)

ディストリクト毎にキンダーガーテンと1年生から用意されているプログラム。学校数はディストリクトによって異なります。入学審査の方法は、毎年、変更されています。また、ディストリクトのギフテッド・プログラムとは別にニューヨーク市全体から生徒を受け入れるシティワイド・ギフテッド・プログラムと呼ばれる学校が5校あります。

 

チャータースクール Charter School

チャータースクールとは、非営利組織が運営する公立学校。ニューヨーク市から認可よび資金提供を受けており、独自の教育方針や教育プログラムをもつ自由や、資金の使い道や教師を自由に雇用する自由などが与えられています。入学試験などはなく、入学できるかどうかは、抽選(Lottery)で決まります。

 

 

ディストリクトとパンフレット

ディストリクト(District)とは、日本でいう学区となります。学区はBorough毎に分かれ、またBorough内でも居住地区によって分けられています。例えばは下記のサイトを見て下さい。各Districtをクリックしてみるとそれぞれのディストリクト別のパンフレットをダウンロードできます。パンフレットには、学区と学校が詳しく記載されています。

http://schools.nyc.gov/ChoicesEnrollment/Elementary/Publications/ESDirectories

 

ゾーン校(Zoned School)

ニューヨーク市では居住地に応じて、ゾーン校(Zoned School)が定められています。住んでいるところの近くにどんな学校があるのか、自分の子どもが該当するゾーン校がどこなのかは、Department Educationのホームページで調べることができます。

 

ゾーン校の探し方

 

まずは「Department of Educationのサイトへいきます。

 

左側のコラムから「Choices & Enrollment」の項目をクリックします。このページからNYの公立学校に関する様々の情報を得ることができます。

 

ゾーン校を探すには、「School Search」というページへ飛びます。

 

画面の上段に住所を記入するボックスがあるので、そこに番地とストリート名を記入し、右側にあるBoroughと調べたい学年を選択し、Searchボタンを押します。

 

検索結果(Search Result)左側のサイドバーにリストアップされ、右側に地図が提示されます。